Leica IIIfと歩く呉 (前編)

関西地区の緊急事態宣言が明けて最初の休日、呉市に行く機会がありました。久しぶりの一人旅です。

カメラ:Leica IIIf
レンズ:Summicron 50mm f2.0
フィルム:Kodak Gold 200
という定番の組み合わせで撮り歩いてきました。


広島は福山と尾道を訪れたことがあるけど、呉は初めて。
海のイメージがあるのでものすごく遠いかと思いきや、新幹線とJRで大阪から2時間程度で呉駅に到着。
ノープランの旅だったので、とりあえず駅を出て、海の方向へ。
さっそくそれらしき大きな物体がありました。



「てつのくじら館」と呼ばれる海自の史料館のようです。
呉といえば、戦艦大和を生み出した軍港。「この世界の片隅に」ですね。
駅から徒歩数分ていどの海沿いに、海軍や海上自衛隊関係のミュージアムや施設が集まっています。


ネプチューン像。海の神ですね。大和ミュージアム前にドドーンといました。

大和ミュージアムの裏はすぐ海です。


潜水調査船「しんかい」。屋外にデーンと置いてありました。


逆光気味だけど質感がしっかり出ていて好きな写真です。

かつて軍港として名をはせた呉港は、現在では工業港になっています。


大きなクレーンがたくさんあるな~と思っていましたが、かつて軍艦を作っていた場所で現在も造船が行われているようです。独特の風景を作り出しています。


船着き場があり、フェリーや遊覧船など、様々な船が頻繁に通っていきました。
入り組んだ港に大きな船が出入りするのをかなり近い距離で見られるので、なかなか迫力があります。


このあとは大和ミュージアムをみて、宿へのチェックインと用事を済ませました。

というわけでいきなり夜。

用事というのはとあるコンサートだったのですが、コンサートホール近くに屋台が出ていました。
アーティストの方がライブ終わりに立ち寄ることもあるとかないとか。





ふたたび夜の呉港に来てみました。
明るい夜景があるわけでもないので、ほとんど人の気配はありません。


静かな夜の海、よいものです。




ちょっと露光が足りなかったので、LightRoomで加工しています。
スローシャッターだからか、露光ムラが見えますね。
シャッタースピード1/20ぐらいだったと思いますが、ブレは目立っていないかと。

------------------------
今回はここまで。
気ままな一人旅のお供にバルナックライカは最高に似合いますね。急ぐ必要もないので、こまめにスマホのアプリで露出を測っていたため、歩留まりが比較的高かったように思います。

翌日も少し街スナップをしましたが、長くなるので続きはまたアップします。


コメント

このブログの人気の投稿

Leica IIIfと秋の京都を歩く