バルナックライカ Leica iiifがやってきた!

 突然ですが、ライカを買いました。


いつかはライカが欲しいと思っていたのですが、意外に早くそのときは来てしまいました。

バルナックライカを購入した決め手はなんといっても、お値段がお手頃なことでした。M型はもちろん手が出ないので、ライツミノルタCLなんかも気になっていたのですが、それと比較しても半分ぐらいの価格で買えてしまいます。こんな歴史的カメラがびっくりするぐらい安い。不思議。

Leica iiif

第一印象は、所有するハーフカメラのOlympus PenFTとサイズ感が近い!でした。大きさ、重さがかなり近いです。むしろPenFTが似せたのかと思うぐらい。
たださすがにLeicaは高級感があります。グッタペルカの質感最高。

Leica iiifとOlympus PenFT

さて肝心の使い心地です。視力がよくないので、ファインダーの小ささが少し不安だったのですが、案外よく見えます。ピント合わせ用とフレーム用ファインダーが分かれているのも、意外と不便に感じないです。むしろ、拡大像でピント合わせができるのは、目の悪い自分にはありがたい。

よく問題にされるフィルム装填ですが、これもそんなに大した手間ではない印象。
個人的には、フィルムをカットせずそのまま差し込み、シャッター幕を開けて指で押し込む方法が一番簡単でした。

あとはシャッター音が最高に好みです。特に1/60~1/40あたりのカチンッという音がなんともいえず小気味よく、幸せな気持ちになります。買ってよかった~。

・Leica IIIf × Industar 61 55mm/f2.8 作例

ここからは作例をご紹介します。レンズはとりあえず3000円で手に入れた、ロシア製のIndustar 61 55mm f2.8です。
大阪の福島区をぶらぶらお散歩してきました。

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200
レンズ安すぎて心配だったけど、ちゃんと撮れてて安心しました。

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200
発色もなかなか良い感じでは?

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200
試し撮りなので、あまり気負わずパシャパシャ撮り歩いていたのですが、けっこうおもしろい街並みでした。

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200


Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200
ちょっとアンダーでした。目がなくなってるけど、目の上の毛がちゃんと写ってる。

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200
バルナックのファインダーは50mm専用ですが、特に仕上がりに違和感はありませんでした。普段からもっと自分が被写体に寄るべきなのかもしれない。

さて、ここからは場所が変わって天王寺周辺です。ねこがたくさんいらっしゃいました。

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200

Leica iiif/Industar 61 55mm f2.8/Kodak Gold 200
ぐっすりお休みの様子だったので、シャッター音で起こしてしまうと思いあまり近寄れず。


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というわけで、バルナックライカとIndustar 61の作例をお届けしました。

バルナックライカは実用的で使いやすいカメラだと感じました。これからメインとしてガンガン使っていこうと思います。
3000円のインダスターもなかなか良く写ってくれてひと安心。
じつは初め、沈胴式のSummicron 50mm f2を手に入れていたのですが、曇りがひどく、もやがかかったような写真になってしまいとても見られたものではありませんでした。
ズミクロンにしては安かったのですが、それでもインダスターの10倍ほど。。かなりショックだったのですが、せっかく手元にやってきたレンズなのでなんとかしたいなと思い、有名な山崎光学さんに修理をお願いしました。こちらの結果はまた記事にしたいと思います。


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